診察について

整形外科

当科では、整形外科全般の診療をおこなっております。さらにそれぞれの医師が専門分野を持ち、協力することで確実な診断と専門性の高い治療を受けていただけるように努めております。

主な疾患と治療法

疾患名 変形性膝関節症等、膝関節痛全般
主な症状
膝の痛み、腫れ
検査内容
必要に応じてMRI、関節鏡等、適切な検査を早期におこないます。
治療方法
患者さんの病態、活動度に応じた治療方法をおこないます。軽症の場合には短期間に行える(最短2泊3日の入院)関節鏡手術で関節内を掃除します。膝周囲骨切り術(高位脛骨骨切り術等)では、スポーツ、重労働を継続していただけます。また人工膝関節手術の中でも可能な限り人工単顆膝関節置換術(大きさが通常の人工関節の1/3程度)を選択することで膝関節機能を温存します。
疾患名 腰椎椎間板ヘルニア
主な症状
腰痛や臀部痛、下肢痛、下肢のしびれが生じます。ヘルニアが大きい場合は、排尿障害が生じることもあります。
検査内容
診察に加えて、主な検査はMRIとなります。そのほかレントゲンやCTを撮像する場合もありますが、MRIでほぼ診断を下すことが可能となってきています。
治療方法
鎮痛剤やコルセット着用、神経根ブロックといった保存療法が基本となります。多くの場合は保存療法で対処可能です。しかしながら、疼痛が強い場合や仕事などの社会的生活に早期復帰をしたい場合などの理由で手術加療をおこなうこともあります。また排尿障害が生じた場合は、緊急的に手術をおこなうこともあります。一概に手術加療といっても、全身麻酔をかけて骨を一部削ってヘルニアを切除するMEDという方法や局所麻酔で椎間板だけを切除するPED、あるいはFEDといった治療をおこなう方法、さらにはヘルニコアという注射だけで治療する酵素注入療法も当院ではおこなっています。治療方法は人それぞれ生活スタイルにあった方法を選択できるように当院では選択肢を増やす努力をしております。ご相談ください。
疾患名 五十肩、肩腱板断裂、変形性肩関節症
主な症状
夜間痛を伴う肩の痛み
検査内容
診察、レントゲン検査、MRI検査、CT検査
治療方法
同じ肩の痛みでも、上記のような病気が混在している場合があり、なかなか治りません。当院では正確に診断し、最適な治療を提供します。
部長
横山 勝道

卒業年数 平成9年

長引く膝の痛みには・・・

膝関節痛といっても、原因にはいろいろな疾患、程度があります。関節注射、リハビリを繰り返しても改善しないときは、病態に治療法があっていないのかもしれません。そのような場合には、まずは的確な診断をすることです。そしてその病態にあった適切な治療を受けることが重要となります。長引く膝関節痛がありましたら、ぜひご相談ください。

専門分野
膝関節外科
土井 英之

卒業年数 平成11年

専門分野
脊椎の保存療法 脊椎内視鏡手術(MED、MEL、ME-MILD、FEDなど)、ナビゲーション手術 最小侵襲脊椎安定術(MISt)骨粗鬆症性椎体骨折に対するセメント固定術(BKP)
取得資格
日本整形外科学会専門医、日本整形外科学会脊椎脊髄病医認定医、日本脊椎脊髄病学会脊椎脊髄外科指導医
平野 浩司

卒業年数 昭和63年

専門分野
外傷、手
大西 亨

卒業年数 平成3年

専門分野
外傷治療一般
取得資格
日本整形外科学会専門医、日本慢性期医療協会認定総合診療医、日本病院会認定病院総合医
中村 恭啓

卒業年数 平成2年

専門分野
スポーツ整形外科、靭帯修復・再建術、疲労骨折、人工関節
取得資格
日本整形外科学会専門医、日本スポーツ協会公認スポーツドクター、日本リウマチ財団登録医
江草 真

卒業年数 平成11年

専門分野
肩の痛み、ケガ
取得資格
日本整形外科学会専門医、日本整形外科学会認定スポーツ医、日本整形外科学会認定リウマチ医、日本整形外科学会認定運動器リハビリテーション医
坂本 一晴

卒業年数 平成25年

取得資格
日本整形外科学会専門医
土井 基之

卒業年数 昭和44年

専門分野
整形外科全般
取得資格
日本整形外科学会専門医、日本整形外科学会認定脊椎脊髄病医
時岡 孝光

卒業年数 昭和60年

専門分野
脊椎外科
取得資格
日本整形外科学会専門医、脊椎脊髄外科指導医、日本リハビリテーション医学会認定臨床医、日本リハビリテーション医学会専門医・指導医

当院について

086-276-3231
診療時間
受付
午前
8:30〜12:00
午後
14:30〜16:00
休診日
木・土午後 / 日・祝
発熱や風邪に似た症状がある方へ
面会

現在、一部制限して再開しています
詳細はこちら