診察について

がん検査

PET・RI
センター

PET・RIセンターは2004年4月にオープンしました。2017年4月にPET-CT装置がリニューアルされ、性能が向上したことにより、旧装置に比べて、患者さんの被曝量を低減させることができます。それと同時に、短い時間での撮影が可能となりました。
また、肺などの胸部撮影の際の、呼吸性移動に対して、呼吸同期システムを用いることでPET画像とCT画像がズレることなく、より正確に画像化することが可能となりました。

がん検査 PET・RIセンター PET-CT検査について

体内にブドウ糖に似た検査薬を注射して、体内の糖代謝を画像化する検査です。がん細胞などの悪性細胞は、正常細胞よりブドウ糖の代謝が数倍高いため、がんの検査やがん治療の効果を調べることができます。全身を一度に撮影出来るため、がんの転移や再発の場所を調べるのに大変役に立ちます。
PET-CT検査は、がんの転移、再発の診断、病期診断などで幅広く利用されています。

病変の大きさや、種類、部位によっては、見つけにくいこともあります。
※種類・・・おとなしい性質の病変
(悪性度が低い、進行が遅い)
部位・・・正常な取り込み部位
(脳、心臓、肝臓、腎臓、膀胱など)
当院の2021年におけるPET-CT検査(健診を除く)の疾患別検査件数を、左に示しております。

がん検査 PET・RIセンター PET-CT検査の流れ

問診

PET-CT検査の前には、病歴、検査歴、現在の状態、体調の把握、検査の説明をおこなっています。疑問点があれば、ご理解頂けるよう、その場で対応しています。

注射

検査薬(FDG)を静脈に注射して、体内に入れます。

安静待機

個室で80分程度、安静にしてお待ちいただきます。この時間に検査薬が体内に取り込まれ、検査が可能となります。会話をしたり、動いて筋肉を使うことで、体内への検査薬の取り込みが変化してしまうので安静にしてお待ちいただくようになります。

撮影

①胸部、腹部、骨盤部のCT検査(所要時間:約5分)
②頭頂部から骨盤部(または足首辺り)までのPET-CT検査(所要時間:約30分)
全ての撮影をおおよそ40分程度で終了します。

注意事項

検査を正確におこなうために、下記のことが必要になります。
・検査前は、6時間の絶食となります。
・前日の激しい運動は控えてください。

検査結果について

健診でPET検査を受けられた方
通常、検査後2週間程度で、ご自宅へ結果を郵送させていただきます。
他院からの紹介でPET検査を受けられた方
通常、検査後2日程度で、紹介先の病院へ結果を郵送させていただきます。

当院について

086-276-3231
診療時間
受付
午前
8:30〜12:00
午後
14:30〜16:00
休診日
木・土午後 / 日・祝
発熱や風邪に似た症状がある方へ
面会

現在、一部制限して再開しています
詳細はこちら