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2020年6月10日更新
「沈黙の臓器」と呼ばれる肝臓の病気には、脂肪肝、ウイルス性肝炎(B型・C型など)、アルコール性の肝臓病、肝硬変、肝臓がんなどがあります。
B型肝炎は制御でき、C型肝炎は治る時代になってきました。代わって、近年注目を集めているのがお酒を飲まない人の脂肪肝(NAFLD)です。NAFLDの一部は肝硬変や肝臓がんを引き起こします。それだけではなく、NAFLDのある方は糖尿病、心臓病、脳梗塞になりやすいとも言われています。
上記の症状のある方は早めの受診が望ましいです。
また、症状が出る前に病気を見つけた方が治療は簡単になります。下記の「チェックしてみよう」に当てはまる方は、一度検査を受けることをお勧めします。
アルコールをよく飲む
コレステロールや中性脂肪が高い
糖尿病がある
血縁者に肝臓病の人がいる
肝臓病を調べる検査は様々あります。最近ではエコーやMRIを使って肝臓の硬さを調べて診断の参考にする施設も増えてきており、低侵襲で検査をすることができるようになっています。当院ではCT検査・MRI検査・エコー検査と血液検査を組み合わせて、状態を調べていきます。
B型肝炎・C型肝炎 | お腹に水がたまる | かゆみがある |
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ウイルス用の飲み薬 | 尿を多く出す飲み薬 | かゆみ止めの飲み薬 |
肝臓がんの場合は、状況により治療方法は様々です。高齢者では体に負担の大きい治療を希望しないことも多くなっており、当院では負担の少ないカテーテル治療や、副作用の少ない分子標的薬と呼ばれる薬での治療が可能です。