2020年10月7日更新
脳卒中のひとつで、脳の血管がつまって起こる病気です。
「脳血栓」 と「脳塞栓」の2種類があり、脳血栓は、動脈硬化で狭くなった脳動脈が徐々にふさがってつまることです。脳塞栓は、心臓や頸部にできた血の塊、血栓が脳動脈に流れ込んでつまることです。
高血圧
糖尿病
脂質異常症
心房細動
塩分の摂りすぎ
腹いっぱい食べる
食べるのが早い
太っている
運動不足
水分摂取が少ない
寝酒を飲む
飲酒量が多い
タバコを吸う
風呂に長く入る
42℃以上の熱い風呂に入る
当てはまる項目が多い方ほど、脳梗塞になる恐れがあります。
脳は全身の指令塔。損傷される脳の部位により感覚障害、視覚障害、言語障害、失語などさまざまな症状をひきおこします。
下記のような症状や、いつもと様子が違うと思ったら迷わず受診しましょう。
ろれつが回らずうまく話せない
片側の顔と手足が同時にしびれる
視野の半分だけが見えにくくなる
言葉が理解できない
体の片側だけが麻痺する
バランスがとれず
うまく歩けない
脳梗塞を引き起こす要因として挙げられるのが、脱水による体内の水分不足です。特にラクナ梗塞の発症は、脱水との関係が比較的強いと考えられています。
夏は気温や湿度が高く、汗をたくさんかきます。そのため、それに見合った量の水分を補給していない、血液が粘って血流が悪くなったり、血栓ができやすくなります。
また、脳梗塞は夜間にもよく発症します。入浴後や飲酒後は十分に水分を補いましょう。