高度急性期から在宅・予防領域まで患者さんの伝える、食べるを支えます
伝える、食べるを通じて大切な人と心をつなぐ
言語聴覚部門では6名が活躍しています。県内トップクラスの症例数でもある脳卒中やパーキンソン病を中心に、脳神経疾患を有した失語症、高次脳機能障害、嚥下障害が対象疾患です。「食べられるようになって本当によかった」「話せなくなってから、言葉ってとっても大事だと思った」突然病気を発症し不安になっておられる患者さんや御家族に、「飲み込みと言葉のリハビリです」と声かけすると、「そんな仕事があるんだね」と言われると同時に、ほっとされることがあります。急性期はその人のリハビリや生活を支える土台を作る大切な時期です。病気になって間もない時期から関わることで患者さんが飛躍的に改善していったり、嚥下や言語障害に興味を示されるようになる姿がみられるのも急性期ならではです。そんな時期のSTとして関われることに充実感が期待できる環境です。
充実した教育システムとサポート体制で相互に成長できる!
入職後の新人教育として、まずは言語聴覚士として働くうえでの基礎を学ぶ教育システムがあります。また、話のしやすい身近な先輩が一人一人に相談や指導などでフォローするメンターとなり、その人に合わせた成長をサポートします。急性期というと点滴や機械がたくさんあって、患者さんに触るのも、水を飲んでもらうのもドキドキする、というイメージがあるかもしれません。基本的な体制としても先輩と新人の2人1組の支援体制をとっており、最初は先輩と一緒に患者さんを診るところから始まり、見守りのもと評価・訓練を行い、その後1人で行うという流れにしています。チームで細やかな支援が行える体制づくりをしています。