ご挨拶
1991年7月に新MRI棟にて、1.5T MRI装置(Signa)が稼動し始め、MRAでの脳血管の抽出が従来のものに比べて一段と向上したことにより、脳疾患、血管障害の予防をめざして岡山県下初の「脳ドック」を開始しました。
開始2年目には、約500名の方々にご利用頂き、無症候性の脳血管障害や脳腫瘍も見つかり、ご利用者様の啓蒙などをかねて「愛脳会」を発足させ、以後、情報発信を行ってまいりました。
2004年4月、PET稼動に伴い、「PETがんドック」を開始し、2007年4月3T MRI装置が導入され、画像診断の精度が向上しました。
2008年に人間ドック、2009年には生活習慣病予防健診、2013年からは「心臓ドック」、さらに、各種健診も開始され、ドック、健診総数は2009年には、1,500件、2013年2,000件、2016年には約3,000件となりました。
2014年増築により、新棟4階に健康センターを新開設し、健診の専任医師を含め専従スタッフも配置し、MRI、PET以外は健康センターのゆったりとしたone floorで、検査(身体測定、レントゲン撮影、超音波検査、採血検査など)、診察、結果説明をおこない、さらなる質・サービスの向上に努めております。
今後も、各種ドック、健診を通じて地域の皆様の疾病予防に貢献したいと思います。
理念
受診者の皆さまの「こころとからだの健康」を第一に考え、人間味のある温かい環境の中で、
健全で良質な健診サービスを提供し、地域の皆さまの健康増進に寄与します。
基本方針
- 理念を実践し、地域の皆さまの健康保持増進に努めます
- 安心かつ安全で信頼される良質な健診を行います
- 個人の人格を尊重し、受診者の立場に立った健診サービスを提供します
- 日々の研鑽の中で最新の知識・技術の習得に努め、良質な健診を行います
- 業務改善活動を継続し、常に進化する健康センターを目指します
- 他の医療機関と共に地域での予防医学の推進に努めます
- 職員ひとりひとりが幸せでやりがいのある職場づくりをめざし、
- 互いに支えあう環境の下で受診者に信頼される検診を行います
- 個人情報の保護ならびに関係法令、規則を順守し、健全な組織運営を行います
受診者さまの権利
- 一人の人間として、その人格・価値観などが尊重される権利があります
- 良質で安全な健診を公平かつ平等に継続して受ける権利があります
- 自身が健診の際に受けられる検査の内容やその結果などについて知る権利や、検診情報開示を求める権利があります
- 検査の内容や検査結果などについて、十分な説明を受けることができ、内容について納得した上で、再検査や精密検査などの医療を選択する権利、あるいは拒否する権利があります(インフォームド・コンセント及び自己決定権)
- ご自身に関する個人情報やプライバシーが守られる権利があります
- 健診結果に基づき、病院や医師を自由に選択、頭変更する権利と他の医師の意見(セカンドオピニオン)を求める権利があります
沿革
1991 | 脳ドック開始 |
2004 | 病院併設型健康センター開設(2階) |
| PETがんドック開始 |
2008 | 特定健診・特定保健指導 |
| 人間ドック開始 |
| 生活習慣病健診開始、労安健診開始 |
| 日本脳ドック学会施設認定取得 |
| 心臓ドック開始 |
| 健康センターリニューアル(4階) |
| 運営・組織改革 |
| 健康センター(自立部門として開始) |
| 人間ドック健診施設機能評価(ver.3.0)認定取得 |
